今まででいちばんやさしい「奇跡のコース」

今まででいちばんやさしい「奇跡のコース」をオススメする理由

A Course in Miracles ア・コース・イン・ミラクルズ 通称ACIMをご存知でしょうか?
私、もう何年も前からその存在は知っていましたが、HPを見て難解な印象を受けて、手を出せずにいました。8月に受けたダニエル・ミッテルのワークショップで、ダニエルがACIMに触れ、それで再び気になって調べたら、『今まででいちばんやさしい「奇跡のコース」』という本を見つけて、早速注文しました。

やはり本は読むべきタイミングがあるのでしょう。圧倒的な赦しを体験し、ワンネスの入り口に入ってから、どうやったらみんなと「ワンネス」を分かち合えるか・・・ということをずっと追い求めてきたような気がします。ハートで生きることを思い出す「ハートイメジェリー」は素晴らしいものであり、ラー文書のラーたちの言葉も光に満ちていて、だけど少し高尚過ぎて、日常に翻弄されている人々に届きにくいのです。ワンネスは頭で理解するだけでは到達できず、実際に体験してもらうしかないのですが、その前段階で落とし込めるほどのもっと生活に寄り添ったものはないかと思っていたところでした。

ラーたちは完全にワンネスの存在なので『攻撃を「愛」だと感じる』わけですが、それは二元的な地球人の私たちには到底理解できないことです。ACIMは、地球人が受け入れ、実践を促すように書かれているわけですが、それでもその言葉を解釈するのは難解と感じます。(ACIMはイエスからのチャネリングです。)

しかし、この『今まででいちばんやさしい「奇跡のコース」』は、著者のアラン・コーエンが私たちの日常生活の実例を引き合いにしてくれています。

・あなたの魂をぼろぼろにするような人間関係からどのように安らぎを見つけるか
・重い足取りで大嫌いな仕事に向かう毎日や、肩に重くのしかかるお金の心配から解放される方法
・子供が間違った道を歩みはしないかという恐れを克服する術 などなどです。

私たちがエゴやビリーフ(信念体系)に縛られ、恐れから行動していること、しかし、私たちは愛そのものであって、それだけで生きられることがこの本からわかるでしょう。ただ喜びから選択すれば、豊かさや笑い、安らぎといったあらゆるものがもたらされることを私も実感しています。何かを得るために、努力や苦労をする必要がないことを知ってしまうと、大きな痛みを伴うことで得ていた気づきや学びは、些細な日常から得られるようになります。

しかし、長年培われてきた信念や、先祖代々受け継がれてきたDNAに刻まれた恐れも含め、それらを簡単には手放せないものです。恐れを手放したいと思っている時点で、恐れに執着していることに気がつくべきです。しかし、ワンネスですから、恐れもあっていいのです。一見矛盾しているようですが、そのパラドックスもワンネスを知ってしまうとパラドックスではなくなります。

 幸福のためには闘わなければならないという、私たちの信念をさらに深く見ていきましょう。
 そうすれば、私たちは幻想を追い払い、困難な道をよりやさしい道へと置き換えることができます。
 まずは、平和に至るには痛みがあって当然だという社会通年を超越したいと、心を定めなくてはなりません。
 必死で頑張らない人は怠け者だと、あなたも教わってきたでしょう。
「成功と1%のひらめきと99%の努力である」「苦労なくして得るものなし」という言葉もあります。
 けれど、不安な思いから奮闘を続けることに没頭している人を見れば、心の平安に向かうための彼らの探求には終わりがないことがわかるでしょう。
 喜びに到達するには、いつだって、もうひとつ完成させなくてはならないプロジェクトがあり、もうひとつ飛び越えなくてはならないハードルがあり、もうひとり打ち負かさないとならない敵がいるというわけです。
 けれど喜びは、奮闘の結果ではありません。喜びは、喜びそのものを選んだ結果です。
 みかんの種を植えて、りんごを収穫することはできないように、争いから平和を得ることはできません。
 困難を信じることが世界を困難にします。
 困難ではなく安心を信じるようにすれば、世界は、はるかに楽なものになります。

『続・今まででいちばんやさしい「奇跡のコース」』アラン・コーエン著

最初は付箋をつけながら読んでいたのですが、途中でやめました。この本のすべてが付箋をつけるに値するからです。引用したいメッセージもたくさんあるのですが、ほんの一部だけご紹介しました。この本が「やさしい」こと、宇宙の真理が書かれていることがわかると思います。

ワンネスに近づきたいという欲求より、不安や恐れから解放されたいというのが私たちの本音でしょう。
そう感じている人たちにぜひ読んでほしい本です。

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コメント

    • 古市佳瑞子
    • 2020年 10月 13日

    アラン・コーエンの「今までで一番優しい奇跡のコース」をお薦め下さり嬉しいです(別に関係者ではありませんが笑)。
    「A course in Miracles」は10年前邦訳された当時に読みましたが全巻3冊、1と3は辞典並みに分厚くて忙しい現代人にはなかなか手の出せる代物ではありません。が、ちょうど過渡期にあった私は毎日涙を流しながら読んでいました。
    ラー文書の様にまさに神の視点から書かれた本です。そのため講義を受けなければ読み込めないほど難解な所もあるのですが、タイミングを得た人が読むと宇宙を貫く慈悲が滝の様にハートに落ち込んでくると思います。 
    「…罪と罪悪感で気が狂っている恐ろしい世界で、たった1人で恐怖に震える役を演じてきたあなたは、今幸せになりなさい。そのゲームは終わっている。」ーACIM
    と云う箇所があります。ユカさんがおっしゃる様に不安と恐れに囚われて悩んでいる人々には大きな慰めと目覚めに繋がるこの本が
    アランの本当にわかりやすい優しい言葉で平易に要約されており、私も改めて感動したものです。
    ここで再び脚光を浴び、たくさんの方に読んで頂きたいものです。重ねて、関係者ではありませんが、御紹介頂き嬉しかったのでコメント致しました。

      • DevaYuka
      • 2020年 10月 13日

      佳瑞子さん
      コメントありがとうございます!大元のACIMを読まれたのですね!素晴らしい!私たちはいつも不安、恐れ、そして罪悪感、自己価値の低さから世界を見てそして創造してしまっていることに気づき、喜び、愛、思いやり、自分も神の一部なのだという肯定感から創造することもできることを知る時だと思います。アランさんのこの本は、本当に素晴らしいですね!多くの人に知ってもらいたいし、私もACIMの教えを実践していきたいです!!

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