人間は「する」ことに夢中になって、「ある」ことの完全性に気がついていないー。
そして、どんどんワンネスであることを歪め、遠ざかろうとしている。
ここひと月、ずっと、そのことをどうやって説明したらいいか悶々としてました。
スピリチュアルなことを発信しているリーダーたちでさえ、「する」ことに邁進している。それは、そもそも「欠けている」という前提で、
「する」ことで、その「欠け」を補おうとしているのだけど、すべては完全性の中に「ある」ということに気がついている人は少ない。
まあ、それに気がついてないからみんなまだこの次元にいるわけですが・・・。
ラー文書の中で、ラーたちの言葉が私の中でしばしば反芻されます。
あなたが想像しうるもっとも長丁場のポーカーゲーム、つまり「人の一生」に話を拡大して考えてみましょう。そこでの手札はそれぞれ愛、嫌悪、制約、不幸、喜びなどで、それらは何度も何度もひっきりなしに手元に配られてきます。もしかしたら、あなたは今回の転生であなた自身の手札を知り始めるかもしれませんし、喜びや限界などのバランスを上手にとり始めるかもしれません。そうだとしても、他の自己の手札を読み取るためには、じっと相手の目を見るしかありません。 あなたは自分の手札も、相手の手札も、おそらくこのゲームのルールすら思い出すことができません。このゲームに勝つことができるのは、愛の影響で思いやりに目覚め、手札を手放した者だけです。おのれの喜びや限界などという手の内をすべて、表を上にしてテーブルに置き、「ゲームの参加者のみなさん、他の自己のみなさん、あなたの手の内がどんなものであっても、私はみなさんを愛しています」とそっと心のなかでつぶやく者だけなのです。これは知って、受け入れて、赦して、バランスをとり、そして愛によって自分自身を開くためのゲームに他なりません。
そして、『地球の魂「ガイア」の教え』にも、
三次元の世界は、宇宙もあなたも完璧であるという真実からもっとも遠いところにあります。しかしあなたがたが“自分は欠けている”という思いを手放せば、より真実に近づきます。 完璧への秘密は、次のドアが開くとき、あなたが今まで得たものを持っていこうとするのではなく、反対にそれをあきらめてしまうことです。そして、すべての状態、出来事、そして他者のあり方を批判したり、変えようとするのではなく、心から降参してしまうのです。 では、次のドアはいつ開くのでしょうか?あなたがもがくのをやめて、全てに降参したとたんにドアは開きます。そうです。あきらめると次の新しい可能性が開くというパラドックス(矛盾)がここにはあります。もう一つの秘密は、すべてはこのままでいいのだと認識することです。これはより良い世界を創ろうという思いに反するように思えるでしょう。 しかし、このパラドックスへの答えは、「あなたは何であるか?」というほうが「あなたは、誰か?」「あなたは、何をしているか?」よりも大切だということにあります。 「何かをする」というのは、思考の活動であって、「どうあるか」は魂の活動です。あなたがたは、苦労したり、何かをするために地球に生まれてきたのではありません。もちろん、だからといってぶらぶらしていればいいという意味でもありません。 あなたの魂は、自分自身や他者とつながり、そして「創造の根源」とつながることを一番望んでいます。あなたがたの地球での目的は、波動の最も密度の濃い形である肉体を養い、維持しながら、この魂の望みを達成することです。
私たちはこの三次元で、自分自身が創造主(の一部)で「ある」ことを思い出す旅をしています。創造主としてどう「ある」か、そして創造主としての視点で物事を捉えらえるようになったら、全ては完全で完璧だと知ってしまうことになります。
『ラー文書〜「一なるものの法則」〜』でも、『地球の魂「ガイア」の教え』でも、この三次元のゲームを一抜けするには、委ね、受容し、己を差し出すしかないと言っていませんか?
この宇宙のパラドックスを頭で理解するのはとても難しいことです。私たちは完璧なのに、完璧ではないという思いを持ち、それを生きることで、完璧になろうしているー。ややこしいですね笑
しかし、これだけは言っておきますね。みんな真実に近づいています。確実に。だから、焦ったり、慌てたり、不安になったりしなくて大丈夫です。あなたのハートを愛で満たしてください。恐れや不安も、持っていていいのです。それだって愛(ONE)から派生しているのだから。
もがくのをやめて、宇宙の流れに身を任せましょう🎵
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