これは五年前にしたちょっと不思議な体験。
先週のWS、『ラー文書から学ぶ「一なるものの法則」とアセンション』(※録画視聴は引続き受付中)の資料作成のため、ゆっくり腰を据えてブログを書く時間がなかったけど、終戦記念日にふと思い出したので、8月が終わる前に記事にしておこうと思います。
五年前の10月、両親から北海道に行くから飛行機のチケットをとって欲しいと電話がきました。
なんでも祖父母の33回忌で、伯母も高齢のため、最後の法要となるとのこと。
私個人は、ずいぶん親戚とも遠縁になっていました。
父は死んだらお骨の一部を親兄弟と一緒の墓に入れて欲しいと言っていて、その時のことを考えると色々面倒だな〜。顔つなぎに一緒に行くか!と思い立ち、両親とともに北海道に行くことにしたのです。
それから数日後、明け方不思議な夢を見ました。
大きな灰色の鳥居を斜め上から俯瞰しているのです。
そしてその鳥居には、菊の御紋が入っているのでした。
菊の御紋が入っているということは、皇室にゆかりのある神社かな?と、すぐに思い浮かんだのは明治神宮。
インターネットで検索したけど、鳥居の形が夢に出てきたのと全然違ったのです。
たまたまエッセンシャルオイル講座に来ていた生徒さんにその話をすると、「それって靖国神社じゃないですか?」と言われ、さっそくググってみると、
菊の御紋は入っていませんでしたが、まさに私が夢で見た鳥居でした!!
実は、父の一番上の兄は、父が生まれる前に戦死しているのです。
もちろんお骨はありませんが、お墓には名前が入っています。
靖国神社のHPを見ていたら、昇殿参拝といって、亡くなった英霊の御霊を弔うご祈祷ができるとありました。しかも、その年は戦後70周年の節目の年。
このタイミングでの北海道行き。東京に住んでる私が行く必要があるのかな?と思い、ひとり靖国神社へ行くことにしたのです。
私、靖国神社の近くの学校に通っていましたが、一度も訪れたことはありませんでした。人生初の靖国神社が、正式参拝とは。。。
手続きを済ませ、待合室で待っていました。他に誰もいませんでした。
神主が現れ拝殿に案内されると案の定、私一人でした。
祝詞が詠みあげられ、亡くなった伯父の名前と、祈祷者である私の名前が読み上げられました。
どこからともなく、金木犀の香り−。そして私の目から静かにこぼれた涙。
それは私のものではなく、なにかが浄化されたような、そんな感じでした。
お神酒とお札を持って、北海道に行きました。
伯母は本当に喜んで、何度も何度もお礼を言われました。
これは余談ですが、私の友人のご主人は、前世、特攻で命を落としているそうです。そして彼女は夫の転勤先で、数々の出撃地を訪れ千羽鶴を納めたそうです。
突撃する彼らの合言葉は「靖国で会おう!」
もちろんご主人は前世のことは覚えていませんが、東京に転勤してきた時、ご主人を靖国神社に連れて行って、彼女もお役目を終えた気がしたと言っていました。
戦死された方は割と早くに転生をしているようです。
自分たちが命がけで守ろうとしたこの国の未来がどうなったのか、それを知りたいと思ったのでしょうね。
私は散って行った彼らの命を美談にし、私たちに体験していない戦争の記憶を刷り込み、今を楽しむことに我慢や制限をかけるようなことは望んでいません。
ただ、未浄化の魂が無念や執着を捨てて、光に帰りまた舞い戻ってこれるよう、その停滞が解けることを祈ります。そういうお仕事(お役目)されてる方もいますしね。
ふと思い出した体験談でした。
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